
去年の4月、初めてこちらでセッションを行った時いらした方が、
「毎月来たかったのですが、なんだかんだ 周りの状況に邪魔されて来れなかったのですが、
やっと来れました。」と、2012年初めてのセッションにいらしてくださいました。
お話しをきくと、4月からいろんなことがあり、秋には自分に鞭打つことをやめ、戦線離脱することを決心し、自分ってなんだったっけ、と思いながらすごされているとこと。また、元旦早々に 怒りの爆発を経験され、ご自身の感情も流動的になってきているご様子。
しょっぱなから、どんなセッションになるかワクワクさせられました。
近況をお互い話したあとの、アートワークの出だしは、いつもの声のインプロビゼーション。
しっかり体を床に安定させて座らせて、息を呼吸を体内に巡らせていって、体の隅々までに神経をいきわたらせながらも、息を吸うごとに満たされ弛緩していく感じ。そして、自然と体内のものが声になって出てくる。
自然に始まって、自然に終わる。
今回も顔見知りのメンバーだけだったこともあって、そういう所に迷いや戸惑いがなく、すっと、それぞれがそれぞれに必要な、あるいは自然な声が共有されたように思う。
声のワークが終わったら、その時自分が何を感じていたか、というのをシェアリング。
4月ぶりにいらした方は、
「声を出し始めてすぐに海辺を歩いているイメージが浮かびました。
裸になにか薄いものを羽織っているだけの、10歳前後のわたし。
そのうち、森の中を歩いていて、木や動物たちがまもってくれている、そんなかんじ。
そして、ふっと ぽっかり 何もない空間に出会う。光がさしていて、とても安心できるところ。
少し遠巻きに、原住民の様な人たちがいるのだけど、私のことには気づいているかもしれないけど、なにも関わってこない。どうやら、私は戦場から離脱して、海を漂流し、この島に流れ着いたみたい。
すごく安心する。しばらく、どこにも行かないでここにいたい。」
そんな感じの話をしてくださいました。
なんて印象的。
なんてステキな場所なのでしょう。
彼女が、イメージの中でそういう場所を見つけることが出来たことをとても嬉しく思いました。
そして、そのイメージを文字にして色にして、最後は小麦粘土で深めていきました。
家族と自分を象徴する3艘の船と いま自分が置かれている場所を象徴する海が粘土で作られました。
分厚い船、まだ建設中の船、バランスの取れた船、、、
他の方も、とても印象的なお話しとプロセスがあり、グループで深い話をすることができました。
今回は、それぞれの参加者の方が感じている事、というか向いている方向性みたいなものが、正反対な感じ・・・ 戦場でもっともっと前へ と頑張っている人もいれば、もう戦場はいい、という人 が話を共有しコメントしあったことにも、それぞれが何かを感じることにつながったのではないかと思います。
このグループで知り合った方たちが、プライベートでの関わりに発展していたりして、
WSが人との繋がりのかけはしになっていることも、嬉しいです。
(担当 灘田)